留萌の内科・消化器内科・外科・肛門外科なら留萌病院
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今年の1月から『訪問看護ステーション季実の杜』に仲間入りをしました作業療法士のIです。いつかは留萌で訪問リハビリがやりたいと思っていたところ、ちょうどお誘いを受けて、私としては願ったり叶ったりの入職でした。
働き始めてまだ数か月ですが、周りのスタッフの皆さんに支えていただきながら、日々楽しく働かせてもらっています。
以前勤めていた病院でリハビリの仕事をしていたときは、退院したあとの自宅の生活を想像してその方に合ったリハビリ内容を練習していたつもりです。
しかし、自宅に帰られた方やそのご家族がどのような問題に直面し困っているのか、またどのような窮屈な生活になってしまっているのか、実際に目にすることはありませんでした。
この度、訪問させていただいている中で、直面している問題点を目の当たりにする事ができました。
ご 本人やご家族と一緒に話しながら解決策を模索していけるのが訪問リハビリの特徴だと日々感じています。
例えば、今担当している利用者様の中で胸腰椎が拘縮し自分で靴下を履けない方がいらっしゃいます。
いつも家には奥様が居るので、頼めばいつだって履かせてもらえる環境です。生活する上では小さな問題かもしれませんが、自助具の『ソックスエイド』といういわゆる、靴下履き機を提案してみたところ、ご本人は「ぜひやってみたい、少し時間がかかっても自分で履けたらいいな」と。奥様も「自分で履いてくれたら私もいいわ」と意欲的でした。近いうち、ソックスエイドを持って訪問してきます。
また重度の頚髄損傷の利用者様は、手指の『握り』や『つまみ』の機能が失われており、生活の大半を奥様の介助で過ごされています。日常の中で一人では出来ないことは確かにたくさんあるのですが、それでも工夫をすれば自分で出来ることがもっともっと増えていくと思いました。そこで肩と肘の動きは良好なことから、腕に装着し、必要なものをマジックテープで固定することで物を把持する自助具を作成してみました。