あけましておめでとうございます。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。今回は外来看護師からお届けします。

昨年12月中旬から、留萌は平年の3倍以上の積雪という記録的な大雪に見舞われました。

毎日のようにテレビで留萌が報道され、全国ニュースにもなっていましたね。

私の久しく会っていない友人や親戚もニュースをみて心配して連絡をくれました。

近年は冬になれば、留萌が『有名』になりますね。ホワイトアウト、大雪など大変な思いをする『有名』じゃなく、もっと嬉しい『有名』なら良いのですが・・・💦

(※NHKより画像お借りしました）

今回の大雪のために交通機関がマヒしてしまい、市内を走るバスが11日間連続で運休するなど

生活への影響が出ていました。

「家から出られない。買い物にも行けず、1週間、家にあるものでなんとか繋いだ」という声も聞きました。

また当外来には日頃から、腰が痛い、膝が痛いというご高齢の患者様がたくさん来られますが、そんな患者様が除雪で大変な思いをしているのではと心配になりました。

患者様のなかには、「大好きな先生に会いたくて来たよ」「先生の顔見たくて来たよ」「先生としゃべると元気もらえるから頑張って来るんだ」と先生と会うのを楽しみにされている患者様もいらっしゃるので、

１2月18日の猛吹雪の中をなんと！当院のI先生は、診療のために札幌から留萌に命懸けで運転して来てくれました‼

患者様の為ならスーパーマンのように駆けつける、すごいI先生です。

しかし、ご存じの通り、留萌市は年齢を考え、車の免許を手放した方も多く、移動手段は公共交通機関を利用する方が多いので、患者様が病院に来ようにも来られない大変な事態となっていました。

後日、患者様から「薬がもうなかったけど病院に来れなかったから…」「痛かったけど来れなかったから我慢したよ」と切ない声が聞かれました。

今回のような災害級の大雪など、どうしても受診できない場合は病院にご連絡ください。

日頃から通院され、病状のわかっている患者様には、電話での対応もさせていただきます。

「もう薬がないけど行けないから…」とあきらめる前に、一度ご相談くださいね。

今年も地域の皆様に寄り添える外来を目指していきます。

それでは、皆様にとって、良い一年となりますように。