留萌の内科・消化器内科・外科・肛門外科なら留萌病院
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〒 077-0042 北海道留萌市開運町1丁目6番1号 |
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こんにちは、今回は介護老人保健施設 季実の杜からお届け致します。
介護老人保健施設 季実の杜は留萌記念病院が母体となる、隣接した介護老人保健施設です。
ブログでは以前に敬老会の模様をお知らせさせて頂いた事もあります。
今回は老人保健施設で実施している外出行事や誕生会の模様についてお知らせ致します。
北海道の夏は短く約半年施設の外には出られないという事もあり、外出できる様になる5月から9月にかけて季実の杜では外出行事を行っています。
5月は神居岩公園の桜を見に行く「お花見ツアー」を行いました。毎年桜の時期は花散らしの冷たい雨が降る事がありますが、今年は雨も無く数日間さくらを楽しむことが出来ました、入所者様も半年振りの外出の方もおり、桜の花の下でにっこりと微笑んで、喜ばれていました。
6月は市内の礼受牧場で、菜の花畑を見に行きました。牧場は丘の上にあり風力発電の巨大な風車が数機並んでいます。丘の下は道路を挟んで海が広がっており、海上を渡る海風が風車を回しています。その風車の丘が、遠くから見ても一面黄色くなる様は圧巻で、晩春の名物となっています。帰りの車の中で「菜の花畑に入日薄れ」と入所者様と朧月夜を歌って帰ってきました。牧場にはヤギが2匹柵の中に飼われており、子供達に人気者のようです。
7月は毎年増毛町にてサクランボ狩りを行っています。入所者の皆様も毎年楽しみにされています。特に女性の方は果物が好きな方が多く、普段はご自分で食べる動作が難しい方も、手の平に乗せてあげるとご自分で食べるなどサクランボ狩りならではの意欲を見せていただき、介助する側としては可能性を見る思いです。
また7月は留萌神社祭がありました。会場は1丁離れたところなので職員が車椅子を押して、今年は殆どの入所者様が見物できました。出店も昔とは様相が変わってきましたが、金魚すくいやリンゴ飴、金平糖に綿アメ、お面に風鈴売りなど、昔ながらの出店もあり、眺めるだけで皆様とても穏やかな優しい表情になり、お祭の雰囲気を楽しまれていました。
留萌では7月呑涛(どんとう)祭りというお祭があります。「はねと」と呼ばれる踊りの衆とねぶたのような大きな山車が市内を回ります。和太鼓のリズムと「らいやー」という掛け声に街中が包まれます。季実の杜は市街地にあり、フィナーレが毎年季実の杜の前で行われます。今年入所者の皆様にも楽しんで頂くため施設の中の観覧席と、外でも観覧して頂きました。皆さんお祭りの熱気を感じ「そろそろ中に入りませんか?」と聞いても「もう少し見る」と日常では感じられない高揚感を楽しまれていました。
その他、施設内行事として毎月の誕生会や建物内にある託児所の発表会等も実施しています。
6月誕生会は市内のコーラスグループ「ローズシェーン」による童謡と唱歌の発表会がありました。「みかんの花咲く丘」「われは海の子」「手をたたきましょう」「雨降りお月さん」「青い山脈」等懐かしい歌を沢山歌って下さいました。入所者の方も一緒に歌い、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
7月には誕生会でフラダンスサークルの方に来て頂きました。
「夏だ!ハワイだ!フラダンスショー」というタイトルで実施しました。
ゆっくりとしたハワイアンミュージックにダンスの方達のしなやかな足運びや、ゆったりとした手と指先の動きに入所者の皆さんも目を細め南国気分を楽しまれていました。
冒頭でもありましたが、北海道の夏は短く9月の中頃にはもう寒くなり外出行事は厳しくなってきます。入所者の皆さんには出来るだけ外に出る機会を設け、外の空気を楽しんで頂きたいと考えています。これからも季節を感じられる行事を企画し、入所者様に喜んで頂けるように職員一同頑張って行きます
今回は介護老人保健施設 季実の杜の外出行事・施設内行事についてご紹介しました。