留萌の内科・消化器内科・外科・肛門外科なら留萌病院
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こんにちは。栄養科です。
この度の震災で被害に合われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、留萌も震度4と、私としては経験したことの無い揺れで飛び起きたところ、停電していて外は真っ暗でした。
ラジオでは被害の状況がハッキリせず、1時間以上待っていても電気が復旧しませんでした。
厨房の様子も気になり、少々明るくなってきたので職場に出てみると厨房職員はもう出勤しており、暗い中でどのように食事を出すのか話し合っている所でした。
3施設(病院、介護老人保健施設、有料老人ホーム)の厨房内設備に被害は有りませんでしたので、懐中電灯を頼りに調理に取り掛かかりました。
病院の厨房は地下にある為、真っ暗な中では配膳もできないので、外の明かりが入る1階食堂に移動し盛り付けを行いました。
配膳も、病棟や他職種の皆さんが率先し運んで下さり、無事朝食を提供できました。
昼食、夕食も使い捨て食器を使い、皆さんの力を借りて配膳、下膳が出来、まずは1日が終了。
このまま、電気が復旧しなければ、残っている食材も保冷が出来なくなり、災害時用の備蓄品を使用した食事にしなければならないのかと思っていましたが、夜半に復旧し、翌日も無事提供することができました。
物流がなかなか回復せず、献立の変更等を行いながらでは有りましたが、事故もなく食事を提供できたのは、厨房スタッフの頑張りと病院や施設スタッフの協力の賜物と思い、感謝でいっぱいです。
今回の災害で、日頃の準備がいかに大切なのかを思い、どのような状況になっても、安全に食事を提供できるよう検討を重ねて行こうと思っています。