診療時間・アクセス 診療時間・アクセス
診療時間 祝祭日
9:00-12:00 - - -
13:30-17:00 - - -

〒 047-0032 北海道小樽市2丁目22-6

お電話でのお問い合わせ0134-32-3775

薬局のスタッフブログ

Blogs

今月のブログは薬局が担当させて頂きます。

学生時代、いくつかのアルバイトを経験しました。
「私事を病院ブログに掲載して許されるものなのか?」と考えましたが、この程度しか思いつきませんので何卒お許しを!

【ゴルフ場ラフキーパー編】
ゴルフコースのフェアウェイの周辺ラフ部分の草や小さな樹木を取り除く仕事です。
ガソリンにオイルを混合した燃料で動かす草刈り機を使いました。これは、二日間で音を上げて辞めてしまいました。

【デパート編】
当時の国鉄札幌駅の向かい側、北5条通に面したT急デパートの飾りつけです。
デパート内部の天井などに「春到来!スプリングセール開催中!」などポップを飾り付けます。
売り場は広い上に天井も高く、脚立を使っての取り付け作業です。
6人で手分けし作業しましたが、一つの階を終わった時点ですでにグッタリで、これをほぼ全館するわけですから、きつかったことしか記憶がありません。これは、一日間でおしまいでした。

デパート編

【警備員編】
コンサート警備員です。会場は、中島公園のアイスアリーナだったでしょうか。
当時、国内で熱狂的な人気を誇ったイギリスの「ベイシティローラーズ」というグループです。
とにかくファンの方々の熱気がすごく、一時間余りの公演でしたが、最初から総立ちと悲鳴。
演奏終了と同時にステージへ殺到してきましたので、我々警備員が防波堤となり、ファンの登壇を阻止しました。一日だけでしたが、貴重な経験をさせてもらいました。

警備員編

【工員編】
製材工場でのアルバイトです。
これは、春休みを当てて1か月ほど働きました。
最初に配属されたのか、大型の自動カンナによる作業でした。
大きなベルトコンベアに材木を乗せると、カンナ部に送られ、削られて後ろの方からでてくるという仕掛けです。
材木がカンナに引っかかると、作業者のほうに高速で跳ね返る現象(キックバック)が起こり、腹部に当たるなどの事故の危険性があるため、十分に注意するよう指導されました。

次の配属は、集成材を作る部門です。
集成材とは、小さな木片を接着剤でつなぎ合わせた製材です。
黄色いボンド(接着剤)を使って金属のバンドで締め、一定の時間が経過したのちカンナで仕上げます。
私は、バンドで締め上げる作業を担当しました。
締め上げ作業には工具を使用するのですが、締め上げる集成材の大きさが2m×2m×2mと大きくて、大変だったので、最後まで苦手な作業だった記憶があります。
一週間くらいで、また別の部問に配属されました。

次は、コンパネ製材のカンナ掛けです。
板の表面の小さな傷などを修正するのが仕事です。
凹みの有無をチェックし、あれば油性ペンで印をつけ、その部分に水をスプレーします。
さらに個型の電気アイロンで加熱するとへこみが膨らみます。
そこにかんなを当てますと、真っ平になります。
油性ペンの印は、シュウ酸溶液でふき取ります。
完成です。

他に、臨時で工場屋根の雪下ろしがありました。
命綱をつけましたが、怖かったです。
一か月半の収入は、15万円! 大金でした。(*^^)v

【解体作業員編】
建物の解体です。夏休み中のアルバイト。
建物といっても二階建て家具工場。
小さいですが、やはり工場ですから一般住宅の2倍はあったと思います。
一週間、8人で解体しました。
朝、会社の方に送ってもらい午前8時から開始です。
お昼以外に午前10時と午後3時の二回休憩をとらなければなりません。
午前の休憩前には、親方(当時そう呼んでいました)が、見回りついでに羊羹やあんドーナッツなど甘いお菓子を差し入れてくれました。
きつかったのは、屋外の作業中心でしたので、太陽に長時間晒されること。
きつさで特に印象があるのは、煙突の解体です。足場がありませんでした。
レンガで覆われた煙突の周囲にロープをかけて引っ張り倒します。
アルバイトですから素人集団。なかなか思うように倒れませんでした。
屋根から解体したので、一階部分は雨により水たまりができています。
水たまりの中の木の切れ端を片付けようと触ったところ、手から切れ端が離れません。
見ると水たまりにむき出しの電線の先っぽが入っていたため、感電だったのかな?と思っています。

解体作業員編

【新聞配達編】
最後は新聞配達。朝刊だけですが半年続きました。100部/日です。
柔道着の白帯の様なタスキが肩に食い込み、痛かったです。
今更ですが、アルバイト料を考えると割に合わなかったような気がします。
1か月1万2千円だったと思います。1日400円!! 配達時間が1時間半ですから時給267円。
雪の季節の前に辞めましたが、雨の日と土曜日、日曜日は大変でした。
週末はチラシが多く、日曜版ですと別刷りの特集があるため、特に重いんですよ!!
不思議な配達先がありまして、ある曜日は門のところにあるポスト、ある曜日は玄関ドアの郵便受け、またある曜日はベランダの下。何だったのでしょうね??
理由は分かりませんでしたが、最初の頃はよく間違えたので、クレームの電話が新聞販売店にあったようです。
他に、しばしば個人商店主からチラシ配りの依頼がありましたが、重くて割に合わないので断っていました。
経験者しか分からないと思いますが、新聞配達されている方には、敬意しかありません。

新聞配達編

以上でおしまいです。
アルバイトを頑張った理由は、当時自由に使えるお金が欲しかったからです。
でも一番自分のためになったことは、早めに社会経験ができたこと、その中で色々な人がいることを学べたことです。
今となっては、霞のような記憶ですが、すべてが懐かしい思い出です。では。