旭川の内科・消化器科・消化器内科なら野口病院
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝祭日 | |
9:00-12:00 | - | - | - | ||||||
13:30-17:00 | - | - | - | ||||||
〒 047-0032 北海道小樽市2丁目22-6 |
お電話でのお問い合わせ0134-32-3775
「セラピー犬 に来てもらおう!患者様が、絶対喜ぶと思うから!」と、
当時の事務長さんから提案されたのは10数年も前のことです。
セラピー活動をしているワンちゃんたちと初めて出会った時のことは、今でもはっきりと覚えています。
小樽市内のグループホームで活動をしている様子を見学させて頂きました。
愛くるしいワンちゃんとの触れ合いに、入居者さん達は自然に目じりが下がりました。
ご自身が飼われていたワンちゃんとの思い出を話される方もいました。
胸がいっぱいになりました。
一緒に見学していた先輩と、
「(当院にも)来てもらいたいね。患者様、喜ぶね♡」とワクワクしながら話しました。
それから毎月、ワンちゃんたちは会いに来てくれました。
ダンスなど一芸を見せてくれたワンちゃん、
車いすを引いてくれたワンちゃん、
患者様の枕元にまで行って、抱っこさせてくれたワンちゃん、
患者様に、顔や体を寄せて、触れさせてくれたワンちゃん…
嬉しそうにする患者様に、何度も胸が熱くなりました。
ワンちゃん達との触れ合いだけではなく、
ハンドラー(飼い主)さん達にも、とても良くして頂きました。
患者様の手を取ったり、話しかけたりと、優しく接して下さり、
ハンドラーさんとの触れ合いも込みで、セラピー犬活動だと感じました。
新型コロナウイルスの蔓延に伴い、令和2年以降、ワンちゃん達には会えていません。
そして、
一番長く当院で活動して下さった、ゴールデンレトリバーの“メバルちゃん”が、先月、天国に旅立ちました。
陽の光が反射してキラキラ輝き、サラサラと風になびく綺麗な毛をしていました。
大きな体をしていて、いつも「ダイエット中なの…」と言われていました。
人が好きで、撫でてもらうのも大好きで、撫でるとうっとりとした表情になり、ついにはゴロンと寝転んでいました。
愛嬌たっぷりで美人で温厚なワンちゃんでした。
今まで、沢山のワンちゃん、ハンドラーさん達に、沢山の優しさを頂きました。
長い間、患者様を癒してくれて、本当にありがとう。
またいつか、ワンちゃん達と患者様が触れ合える日が来ることを信じて、
現状で今患者様のためにできることを、院長先生はじめ、看護部長、事務長、他全病院スタッフのご協力の下、推進室メンバーと力を合わせ、コツコツと取り組んで行きたいと思います。
推進室Y
↓ ハンドラーさんのご協力の下、“メバルちゃん”の当院での活動の様子を載せさせて頂きます。
———————————————————————
セラピー犬:医療機関や福祉施設などを訪問し、患者さんやお年寄りとの触れ合いを通じて笑顔や気力を呼び起こすことを目的に活動されています。