皆さん　こんにちは。1病棟看護師Eです。

今月のブログを担当させていただきます。

新型コロナウイルス感染の猛威が落ち着き、世の中でも色々なイベントが開催されるようになりましたね。

当院でも5月に、なんと5年ぶりに音楽レクリエーションが開催されました。

車イスやベッドを利用し患者様27名と職員ともに参加しました。

「上を向いて歩こう」の演奏が始まるとポロポロと涙を流す患者様。始めは緊張した様子で一点をじーっと見つめていた患者様も曲が進むと一緒に口ずさむ姿が見られました。

穏やかに。楽しそうに。手拍子もされていました。

「北国の春」は私が小学生の時に運動会で楽器演奏し行進した曲だったことを思い出しました。余談ですが…私はピアニカ担当でした！

最後の曲は、鳴子を持って参加。

手が不自由な患者様もいますが、音楽に合わせて、一生懸命に鳴子を振っている姿を見て

とても感動しました。

全5曲の演奏を聴いている間、いつもと違う患者様の感情の変化に触れることができました。

その時、耳に流れてきた曲とともに、それぞれが過ごしてきた時間や出来事、その時の想いなど、たくさん思い出して懐かしい気持ちになっていたのではないでしょうか。

レクリエーション終了後、患者様から「とても良かったよ～」「楽しかった」と話され満足そうな表情をされていました。

音楽レクリエーションを開催するにあたり、尽力して頂いた音楽療法士さんへ、この場をお借りして感謝を申し上げます。

とても素敵な時間をありがとうございました。