3月は栄養科が担当させていただきます。

皆さんは「時間栄養」を知っていますか？

時間栄養とは、私たちの体内の時計遺伝子のリズムからできる概(がい)日(にち)リズム、概日時計を考慮した食事・栄養のことです。

いつ、何を、どのくらい食べると健康によいか、すなわち１日のうち実際に食事を摂取するタイミングや１日の食事回数，食事中のたんぱく質，脂質，炭水化物の割合、１日３食の食事の量について考慮して食事をすることで，病気の発症を予防し，健康を維持して健康寿命の延伸をめざすものであると言われています。
時間栄養という考え方を知っていただき，自分のリズムを感じながら健康に過ごせる毎日につながると良いですね！
興味のある方は、外来にて栄養相談を行っておりますので、ぜひお越しください！

さて、入院生活の中で食事は楽しみの一つだと患者様からよく言われます。
特に当院のような療養型病院での長い入院生活の中で365日召し上がって頂く食事は本当にそうであろうと思います。
当院の栄養科では少しでも患者様に満足して頂くため、クリスマスやひな祭りなど、季節の行事にちなんだ食事の提供や毎月1回ケーキのサービスなどを行っております。
患者様の病室を訪問すると本当に良い笑顔で「美味しい」と言って頂き、こちらもとても嬉しい気持ちにさせてもらっています。　※嬉しくて泣いてしまう患者様もおります！(写真4枚目)

〈ひな祭り〉

〈ケーキサービス〉

素敵な笑顔です！

嬉しくて泣いてしまいました！

患者様に満足して頂けるお食事を提供できるよう年に１回、嗜好調査という食事のアンケートを実施しています。
ご意見の中には「魚が生臭くて美味しくない、ぼそぼそしている」というような厳しいお声を頂くこともあります。
貴重なご意見として真摯に受け止め、献立を作成している厨房スタッフと相談しながら、改善を行いより良い食事サービスの提供に努めています。

今後も患者様に喜んで頂ける食事の提供を行っていきたいと思います。