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診療時間 祝祭日
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(受付は11:30まで)
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(受付は15:30まで)
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※内科外来は午前中のみとなります

※土・日・祝日は休診

〒 001-0022 札幌市北区北22条西7丁目2番1号

お電話でのお問い合わせ011-716-7181

部門紹介

Category Information

看護部

看護部長挨拶

当院は昭和23年に開院した、280床を有する精神科単科の病院です。 現在、日本は既に少子超高齢化社会に突入しており、それに伴い、疾病構造も変化しています。 この状況により、今後さらに「こころ」と「からだ」を病む人が増加してくることが推測されます。 看護・介護の対象は「人間」です。人間の「こころ」と「からだ」の双方に対して、深い洞察力や共感力、看護・介護の知識・技術を駆使することで、患者様の「その人らしく生きる力」を引き出し、患者様の可能性を広げることができます。 中江病院のミッションは、「こころ」と「からだ」を病む方々に寄り添い、その人の持てる力を引き出し、社会の中でひとりの人間として尊厳を保って生きていけるように看護・介護を提供することです。 患者様とそのご家族様が当院を選んで良かったと思っていただけるよう、日々自己研鑽をして参ります。それと同時に、当院で活躍する職員が生き生きと働ける環境を整備して参ります。  

看護部長 日向 明美(認定看護管理者)

精神科看護の特色

日本精神科看護協会では「精神科看護とは、精神的健康について援助を必要としている人々に対し、個人の尊厳と権利擁護を基本理念として、専門的知識と技術を用い、自律性の回復を通して、その人らしい生活ができるように支援すること」と示されています。 近年では、精神科医療分野の治療も進歩してきました。今、最も大切なことは、精神に病を抱えた人に関わる周囲の人たちの理解と支援です。 中江病院は、一人の人間として患者様の人権を尊重し、意思決定を支え、倫理的配慮を意識し、質の向上に向けた関わりができるように、職員一同が日々精進しております。

看護部の理念

患者様が安全で安心してその人らしく過ごせるよう、人としての尊厳を尊重し、思いやりのある優しく誠実な看護・介護を提供し、地域に信頼される組織を目指します。

基本方針

  1. 患者様の病気や障害状況に合わせた個別性のある看護を展開し、患者様がその人らしい生活を送れるように支援し、質の高い看護・介護を提供します。又、地域医療の質向上に努めます。
  2. 事故防止や院内感染防止に努め、安全な療養環境と人間関係を提供します。
  3. 常に自己研鑚に努め、豊かで寛容な人間性を養います。
  4. 患者様にとって最良な医療を提供するために他職種と協働し、患者様とご家族を支援します。

看護部の取り組み

縛らない看護の実践

心優会中江病院は、組織として身体拘束をしない方針です。 「患者様にとって尊厳のあるケアとは何か」を常に考え、患者様の人権擁護に努めるプロセスを大切にしております。

看護体制[勤務体制]

チームナーシングと受け持ち制・機能別を併用。

[勤務体制]※1か月単位の変形労働

  早日勤 7:45 ~ 16:15
  中日勤 早番8:50 ~ 17:20
  遅日勤 10:00 ~ 18:30
  夜 勤 16:30 ~ 翌9:30

院内研修制度

新人からベテランまで、一人ひとりの習熟段階に応じてキャリア発達を組織的に支援する研修体系です。 年間の教育プログラムに沿って研修を行っております。

老年看護学実習・精神看護学実習受け入れ教育機関

看護大学 1校・看護専門学校 2校計3校

訪問看護

地域生活がより充実していくように

退院を間近に控えた方がご家庭や地域の中で安心してより豊かな生活を送っていけるようにお手伝いしていくことが訪問看護です。主治医の指示のもと外来・病棟・相談室・デイケア・地域の社会資源と連携しながらPSW(精神保健福祉士)・看護師がご家庭を訪問し、体調や生活について相談・支援を展開しています。お困りになる事がある場合はお気軽に主治医にご相談下さい。

訪問看護は何をしてくれるの?

かかりつけの医師と連絡をとり、心身の状態に応じて以下のようなケアを行います。体調・気分面に関するご相談や必要に応じた様々なサービスをご紹介したり、関係機関と綿密な連携をとり利用される方が安心して地域での生活を送れるための支援や調整をいたします。

  • 心身の健康状態の確認と助言・・・辛いこと、気になること、前よりよくなったこと
  • お薬についての確認・・・お薬をより効果的に利用できるように
  • 生活の相談・・・身の回りの家事全般に関することや周囲の対人関係等でお困りのこと
  • 各種サービスの相談・・・介護保険、精神関連についての情報提供や関係機関との調整

訪問看護はどんな人が受けられるの?

当院の外来に通院されている方で疾病・障害を持ち、療養しながらご家庭で生活されている方。ご本人だけでなく、支えているご家族もサポートします。訪問の頻度や時間等についてはご利用される方のペースに応じてご相談させていただきます。

ご利用に関して

  • 1回の訪問時間は30~40分位となります。
  • スタッフは担当制とはしていないためPSW(精神保健福祉士)・看護師が交代しながらお伺いします。
  • 個人情報保護の観点から、訪問車に病院名は入れておりません。また、スタッフの制服着用もないため私服でお伺いします。

予約制となっておりますので、事前にお電話でご予約の上、ご来院下さい。

相談室

相談室理念

私たち医療ソーシャルワーカーは地域における精神保健福祉の発展のために貢献することを使命とします。
診療・相談・訪問がチームを組んで、社会復帰をサポートします。
当院ではチームを組んで患者さんの日常生活に関わるさまざまな心配事の相談に応じています。 病気になったり入院するということは、普段の生活とは異なり、わからないことや心配事が次々と出てくるものです。 経済的なこと、仕事のこと、これからの生活のこと・・・。 相談室では、患者様やご家族にいろいろな福祉制度やサービスなどをご紹介しながら、ご相談に乗り、不安を一つ一つ一緒に解消していくお手伝いをしています。

たとえばどんな事に相談に乗ってくれるの?

相談室では当院に入院・外来通院されている患者様やご家族様に対し、療養上のご心配事や各種制度などについてご相談にのらせていただいております。
  • 医療費、生活費などの経済的な問題について
  • 自立支援、介護保険などの制度について
  • 介護施設、福祉施設などについて
  • 生活、仕事、療養上の不安や心配事について
  • その他、どこに相談したらよいのかわからない事についてなど
精神保健福祉士などの専門スタッフが退院後の生活、福祉サービスや年金の利用の仕方など、療養生活の中で起こるさまざまなご相談に応じています(無料)。相談内容についての秘密は厳守しております。ご家族の方にも開かれておりますので、ご利用を希望される方はお気軽にご連絡ください。

予約制となっておりますので、事前にお電話でご予約の上、ご来院下さい。

心理室

心理室の概要、紹介

臨床心理士が入院・外来患者様の心理検査、カウンセリング、集団プログラムなどを行っています。

心理検査

主治医の指示の下、知能検査などの各種心理検査を行い、診断の補助や患者様の理解に役立てます。 検査をご希望の方は、診察時に主治医までご相談ください。

心理療法(カウンセリング)

つらい場面に直面した時に、「ゆううつ感」、「イライラ」、「不安」といった不愉快な気分に圧倒されて身動きがとれなくなってしまうといった経験はありませんか? 心理的に混乱してしまっている時は、広い視点でその出来事や状況を「見つめ直す」ことが難しくなってしまい、極端な考え方をしてしまいやすくなることが、現在までにさまざまな研究から明らかになっています。 当院では認知行動療法を中心とした個別での心理療法(カウンセリング)も実施しております。 ただし、個別心理療法は担当医が適応の有無を判断した上で実施されますので、当院外来を受診して頂く必要があります。ご希望の場合は受診時に担当医とご相談下さい。 カウンセリングは、心理的支援により問題解決を促すことを目的とし、医療行為とは異なるため、治癒や解決を保証するものではありません。また、相談内容や状況に応じて、カウンセリングの終結、または適切な専門機関の紹介をご提案させていただくことがございます。 カウンセリングは完全予約制で、保険診療とは別途予約料(自費)をお支払いいただきます。詳しい説明をお求めの場合は、精神科外来または主治医までお申し出ください。

認知行動療法(CBT)

心理的に混乱してしまっている時は、広い視点でその出来事や状況を「見つめ直す」ことが難しくなってしまい、極端な考え方をしてしまいやすくなることが、現在までにさまざまな研究から明らかになっています。

認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy:CBT)は、出来事や状況を自分がどう捉えているのか、それによってどのように振る舞ってしまうのか、ということをさまざまな方法を用いて「見つめ直す」ことに取り組み、より現実的な捉え方を検討します。それによってからだに生じるさまざまな反応や振る舞い方を生活しやすいものに変えていく心理療法です。

考え方は気分・行動に影響します。気分は身体に影響します。行動は生活に影響します。つらい時に、自分に起きていることを今よりも少し理解してあげると、今ある自分自身や、自分の生活をもう少し良いものに変えていけるかもしれません。

  認知行動療法イメージ

作業療法

作業療法理念

「心を病む人」のコミュニケーション能力とADLの改善を通じて生活の質の維持・向上と退院後の社会復帰をサポートします。

作業療法とは?

Occupational Therapy の頭文字をとってOTと呼ばれます。

中江病院のOTでは

  • 毎日同じ時間に参加することによって生活リズムを整える
  • 様々な活動に参加することで新たな趣味・楽しみを見つける
  • 多くの人と接することで人付き合いの練習をする
  • 運動不足を解消し、体を動かす機会とする
  • 長期の入院で忘れてしまった感覚を思い出し、改めて経験・獲得する
  • 退院に向けて必要な知識や経験を得ることで不安を解消する
など、参加される方の目的に合わせたプログラムを用意しております。

プログラム紹介

手芸 参加者それぞれの希望に合わせ、編み物や縫い物、革細工等を行います。
鑑賞 懐かしの名作から新作、アニメなど幅広く上映を予定しています。
カラオケ 好きな歌を歌ったり、歌ってもらったりします。
スポーツ 日替わりでダンベル体操、ヨガ、ストレッチなど軽スポーツを行います。
合唱 昭和の名曲を中心に歌のエピソード紹介をしながら合唱をします。
交遊楽 集団でゲームを行うレクリエーションプログラムです。
お楽しみくらぶ 参加者でゲームを考え、必要なものを作るところから行います。
個別活動 読書や塗り絵など一人で行える活動を用意しています。
クラフト 季節に合わせた作品を共同制作したり、メンバーで同じ種目に挑戦したりします。
健康づくり 車いすの方を中心に軽い体操やゲームを行います。
まほろば 閉鎖病棟の方を対象に15名前後の集団で創作活動やゲームを楽しみます。

地域連携・相談室

地域連携・相談室の概要

地域連携・相談室は、地域・他病院と当院を繋ぐ役目を担っています。

令和4年5月より、一層の業務運営の効率化を図るため、地域連携室と相談室は統合いたしました。 これまで、分業化していた入院と退院までの業務を統合することで、一気通貫でのご対応をさせていただきます。 それに伴い、今後の入院のご相談・ご依頼につきましては、下部の地域連携・相談室直通番号にてお受けし、地域連携・相談室スタッフにてご相談・日時の調整させていただきます。

ご依頼から入院決定までの流れ

病院及び施設からの入院時搬送を積極的に行っております。 車いす・ストレッチャーも可能。(ご家族様の同乗も3名まで可能です) 搬送時は、看護師と介護福祉士が同乗しますので、安心してお任せください。

ご相談はこちらまで

TEL 011-716-8152(地域連携・相談室直通) FAX 011-707-5801 お電話もしくは地域連携・相談室窓口にて入院相談とお伝え下さい。 地域連携・相談室スタッフにて、ご相談等お受けいたします。

問診票・入院パンフレット